開咬(オープンバイト)
開咬(オープンバイト)について
開咬(オープンバイト)とは?
開咬(オープンバイト)とは、上下の前歯が正常に噛み合わず、開いた状態で接触しない状態を指します。
この状態では、咀嚼機能が低下し、発音の問題や顔のバランスが崩れることがあります。
開咬(オープンバイト)の原因は?
開咬(オープンバイト)の原因は様々ですが、主な要因は以下の通りです。
遺伝的要素
両親や親戚に開咬の人がいる場合、遺伝的な要素が関与していることがあります。
舌の癖や悪い習慣
舌を歯と歯の間に挟む癖や指しゃぶり、口呼吸などの悪い習慣が、歯並びに悪影響を与えることがあります。
骨格の問題
上顎や下顎の骨格が正常でない場合、開咬が発生することがあります。
開咬(オープンバイト)を放置していると?
開咬(オープンバイト)を放置すると、以下のような問題が発生することがあります。
歯の過負荷
開咬によって前歯が正常に噛み合わせられないため、咀嚼時に後ろの歯に過度の負担がかかることがあります。
これにより、歯の摩耗や欠け、歯根破折などのリスクが高まります。
咀嚼機能の低下
正常な噛み合わせができないため、食べ物をしっかり噛むことが難しくなります。
これにより消化機能にも悪影響を与えることがあります。
発音の問題
開咬により舌の位置が正常でなくなることがあり、発音が不明瞭になることがあります。
クリニックからのメッセージ
開咬(オープンバイト)の矯正治療は、早期発見・早期治療が望ましいです。
治療開始の適切なタイミングは個人差がありますが、一般的には、乳歯が生え揃った時期(4~6歳)や、永久歯が生え始める時期(6~12歳)に治療を開始することが効果的とされています。
矯正治療の開始の時期につきましても、お口の状態や成長に応じて適切にアドバイスいたしますので、どうぞお気軽に佐賀市の寺谷矯正歯科クリニックへご相談ください。